ハンドワークの徒然

scylt/ 8月 31, 2018/ 縫製の徒然/ 0 comments

ちょうど最近、次のコレクションに向けて作業に入っているので、

なかなかブログに向かえてなかったのですが

「ほぼ月」すら危うくなってきたので、書かねば・・と。

今回は

オーダーの方で手掛けているハンドワークをまとめてみました

元々のデフォルトで、scylt のシャツには3つのハンドワークを

ご紹介しておりました

1:アームホール周り 2:グリカン(剣ボロ) 3:ボタン付け

参考までに、下記過去ブログをご参照ください

オーダーシャツ出来上がり

今回は、さらなるハンドワークの

ご紹介です

1:ガゼット(縫製)× グリカン

s-DSC05929ガゼットをロイヤルオックスで切り替えてます。

ロイヤルオックスの方が、ポプリンよりも「織りが甘い」ので生地が柔らかく良い感じ。三角にはめ込む縫い易さもあります

ちなみにロイヤルオックスは、衿裏のカラーステイの差し込み口にも使ってますs-DSC05926

見えないオシャレってやつですね(こちらはハンドとは関係ないです)

次。

2:星留めステッチ

いわゆるハンドステッチになります。スーツでも良く使われる技法で、針を返し縫しながら進め、表側には「星」=「点」を見せるようなステッチです

このステッチは、色んな所に出来ます

今回は、肩ヨークと背ヨーク、胸ポケットの袋布を留めるステッチ代わり

s-DSC05938s-DSC05939s-DSC05942それとポケット口端のカンヌキもハンドですね

均一の「線」で見えてしまうマシンのハンドステッチでは出来ない、手縫いの良さがあります

一方で、デザインとしては、やり過ぎると少し「かわいさ」が出てしまいますので

ハンド工程の「どや感」を出さず、「星」を極力大きくしない謙虚さが大切ですね

肩ヨークの場合は、写真では伝わり辛い位、「控え目」ですね。。。(ていうか分からない)

前にすぐ見える場所なので、なるべく「星」を小さくした故です

とは言え、身頃の生地が「晒白」に対して、星留めの糸は「シルクの生成り太番手」なので

これくらいの「点」でも十分にコントラストの存在感があります。

ついでに、デニム素材の時には、「前立て」にも。洗いの「当たり」をつける為でした

DSC05581

他にも「上衿」「台衿」「カフス」など、色んな所に出来ますね

最後は、

3:ボタンホール

ナポリ系のブランドは、恐ろしい事に、このボタンホールの手縫いがデフォルトで入っているブランドがかなりあります。(Luigi Borrelliを筆頭に)

ハンド工程の数で、クラスと値段を分けてるところもありますが、ボタンホールはハイエンドクラスにカテゴライズされますね

なんてたって、11個くらいありますからね・・・

それにしても、この手縫いをデフォルトに入れる「凄み」

これが「歴史」、「伝統」の重みでしょうねs-DSC05945これは、自分で見本作成用にシルク糸を使ったバージョンです

ご内密にお願いします(敬遠気味・・・)

という事で、今回はハンド工程のご紹介でした

次は新作のご紹介でもしよかな・・

 

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