デニムドレスシャツ作成 第二回 縫製

scylt/ 12月 4, 2017/ デザインの徒然/ 0 comments

早速 デニムシャツの縫製に。

とは言え、太番糸でダブル/トリプルステッチを特殊ミシンで行うワーカー系とは真逆で、いつもの細番手高級シャツ地使いと同じ仕様で、ドレスシャツに仕立て上げます。

デザインイメージは、シンプルなカッタウェイ衿(もしくはカッタウェイ×ボタンダウン)で、腕にもみ玉ポケットのプチ?ミリタリーに。デザインディテールを一つ作って、洗いによる「あたり」でメリハリをつけてみようと思います。

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①衿・カフス 作成  芯は肉厚感のあるフラシ芯(仮接着タイプ)を使用。いつもの細番手シャツ地では、この芯に、さらに二重で、接着芯を貼り、厚みをだしますが、今回はデニム生地がしっかりしているので、芯は1枚で。

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衿やカフスは、内側にロールするように縫製します。こうしたところは、ドレスシャツ仕様ならでは。見た目・着心地を上げるテクニックには、手間を惜しみません。

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コンパクトに収まるカッタウェイ。ステッチがかなり「青い」のは、洗いをかけた最終の色落ちカラーをイメージしています。

②後身頃作成  スプリットヨーク×身頃にギャザーを寄せて、運動量を足します。

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③ 前身と後身の縫合 脇の折り伏せ始末  DSC055020 DSC055030このやり方の場合、もうちょっとカーブで繋げるように調整が必要かな・・・

④ ガゼット。脇×裾の三角ゾーンに差し込み、ハンド作業でまつり付けます。ミシンでも良いのですが、ドレスシャツ感を足し算。

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⑤ 袖作成 今回は、もみ玉ポケットを作ります

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表側

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裏側

表側から玉縁布を叩きつけ、中央に切れ込みを入れ、ひっくり返します。スラッシュが出来たら、それを覆うパーツで叩きつけて完了。

⑥ 袖を縫い付けて、縫い代は手まつりのハンド工程。洗い×色落ちの「当たり」を強調するのであれば、袖回りこそステッチを叩く方が「当たり」は出易い。でも今回は逆に、ハンドの「点の当たり」を期待する事にしよう。

DSC055380⑦ ハンド工程は、 前立てにも。裏前立て始末で、ステッチ無しがいつもの仕様。今回はあたりを期待して、裏前立て端をまつりで留めつける。

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⑧ シャツ完成(仮)  釦ホールと釦付けは、最終完成系、洗いの後にしようかな・・と。ボタンホールは糸が塊になるので、慎重に色を選ぶ必要ありですね。

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次は、このシャツに洗いを入れて、色落ちさせていきます

追伸:デニム生地の染料は縫ってる最中から、どんどん色移りが・・・

指に、ミシンに、触れるものをすべて、藍に染めていく・・。デニムを縫うときは、あらゆるところに、覆い布が必要な事を痛感。恐るべし。

みなさん気を付けよう。。。

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